■発泡スチロール土木工法開発機構 ■会長のことば ■EDO-EPS工法
●EPS開発機構とは
●技術的確立への研究
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●海外技術交流
●EDO-EPS工法とは
●呼称の変更
●EDO-EPS工法の特徴
●工法としての性能要求
●EDO-EPS工法設計・施工基準書の適用除外
●EDO-EPS工法設計・施工基準書と会計検査
■EDO-EPSブロック ■緊結金具  
●品質管理
●製造会社と認定製品
●認定シール
●盛土材としての材料特性
●緊結金具の刻印
●緊結金具の機能
●緊結金具と応力分散
●耐震性の評価
■施工実績
■EDO-EPS工法設計・施工基準書の頒布
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■緊結金具
 EDO-EPSブロック相互を一体化する金具です。母材には溶融55%アルミニウム-亜鉛合金めっき鋼板(ガルバリウム鋼板)を使用しています。 また,海岸近傍など厳しい腐食環境に対応するためにステンレス製の緊結金具もございます。なお,緊結金具は特許登録ならびに意匠登録されています。
緊結金具(手前:片爪型 奥:両爪型)緊結金具刻印(EDO-EPS)
●緊結金具の刻印
緊結金具には,EPS開発機構の認定製品であることを示すために「EDO-EPS」の刻印が施されています。
●緊結金具の機能
緊結金具は,ブロック相互にまたがって設置でき,かつ局部的なめり込みが生じない面構造と応力作用時にブロックの変形に追従できる複数の爪構造を有した形状を特徴としています。
また、面構造と爪構造の折曲部を半円形に切り抜くことにより、爪をブロックへ容易に差し込めます。
さらに、交通荷重などの繰返し荷重下においても変形追従性が確認されているほか,地震時などの繰返し変形挙動に対しても複数の面的な爪構造により部材のゆるみが生じない構造となっております。
●緊結金具と応力分散
上載荷重(輪荷重)のブロック集合体内での分散特性を把握するため、ブロックと緊結金具の一体化構造のもとで実証実験が行われています。その結果、最大応力は角度20°で均等に分散したと考えて求めた値を超えないことが確認されたことから、基準書ではブロック内部での荷重分散角を20°としています。
●耐震性の評価
地震国である我が国では構造物の耐震性照査は必須です。特にEDO-EPS工法による構造物はトップヘビーであるため十分な検討が必要です。そのためEPS開発機構では本工法の国内導入以降、下写真に示すような多数の耐震実験等を行ってきました。その結果、EDO-EPSブロック相互を緊結金具で接続することにより、レベル2地震動作用時であっても構造物の安定性は確保されることを確認しています。
EPS盛土模型振動実験
(建設省土木研究所)
EPS拡幅盛土振動実験
(北海道開発土木研究所)
実物大EPS両直盛土振動実験
(EPS開発機構/熊谷組技術研究所)
実物大EPS両直盛土振動実験
(EPS開発機構/防災科学技術研究所)

発泡スチロール土木工法開発機構(EPS開発機構)事務局
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